昨日は院内勉強会であった。
スタッフも発表していたが、私も口腔常在菌と大腸癌についてさらっと発表させていただいた。
医歯学総合研究科 顎顔面疾患制御学分野(鹿児島大学病院歯科部門口腔外科)の杉浦 剛教授の研究チームは、鹿児島大学病院消化器外科、大阪大学微生物病研究所との共同研究により、口腔細菌が大腸がんの発生に関与している可能性があることを発見しました。
本共同研究では、大腸がん患者と健康な人から唾液と便のサンプルを採取し、遺伝子レベルで細菌叢解析を行いました。その結果、大腸がん患者の唾液・便サンプルに共通して存在する特異的な口腔常在菌が4種類あることを発見しました。これらの菌は、これまで大腸がんから検出されてきたFusobacteriumとは異なる菌種であり、初めての発見となります。
【本研究成果の意義】
- 口腔から大腸に細菌が供給されていることを証明したこと
- 発見された口腔細菌は、大腸がんに特異的であることから、大腸がん及び発がんに関わる細菌であることが示唆されること
- 今後、唾液の細菌叢検査をすることにより、大腸がんの発見やリスクを検知することが可能となるかもしれないこと
- 口腔細菌叢の管理が大腸がんの予防につながる可能性があることを突き止めたこと【今後の展望】
唾液を用いた口腔細菌叢解析による大腸がん診断法の確立および大腸がんリスク診断法の開発については、現在進行中です。
さらに、歯科治療や口腔ケアなどの歯科的介入や食事による口腔細菌叢の管理により大腸細菌叢をコントロールすることが可能か、大腸がん予防につながる方法について研究をすすめていく方針です。
8歳の患者さんにお手紙をもらった。ありがとうございます。
これでがんばれます。

先日3年ぶりに日本口腔インプラント学会認定講習会にスタッフリーダーとして参加させていただいた。
受講生ではないにしても3年ぶりに講習会は学びと発見が多く驚かされた。
コロナ禍に負けずこれからも精進すべきだと実感できました。

先週ソフトバンクグループが4万人超の新型コロナウィルスの抗体検査を実施しました。
その結果が以下です。
医療従事者の中で最も陽性率が高かった職種は、受付・事務など(陽性率2.0%)。次いで医師(1.9%)、看護師など(1.7%)と続き、歯科助手(0.9%)および歯科医師(0.7%)は比較的陽性率が低かった。会見で登壇した国立国際医療研究センター理事長特任補佐の大曲貴夫氏は「高リスクと思われる歯科関係者の陽性率が低かったのには驚かされた。歯科での感染対策や、診療した患者の特徴などを深掘りする必要がある」と指摘した。
我々からすれば歯科医療従事者の陽性率が低いのは当然の結果で驚きもしないのだが。
そもそも今回のコロナ以前に新型インフルエンザ、ウィルス性肝炎、HIVなど常時感染リスクに侵されてきているので、今回新型コロナだからと言って感染対策の根本が変わった医院はないと思う。
それぐらい今までに感染対策してきているのでこの結果は当然と思います。
本日の「あさチャン」にて日本歯科医師会の堀会長がパブリックコメントを
出されましたので、写真を載せます。

大変遅くなりましたが明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。
今日(16日)先週(9日)は歯科衛生士学校で「インプラント学」の授業のため手術のみ行って
休診させて頂きまして申し訳ありません。
写真は今年の元旦に撮影した初日の出です。

こちらは宝塚市の真言宗中山寺派総本山・中山寺の御朱印と御朱印帳です。
左が「大悲殿」右が「十一面観音」の御朱印です。


こちらは大阪・北区にあるお初天神通りにある露天神社の御朱印帳、御朱印です。
セミナーついでに行きました。
左は宝塚市にある市杵島姫神社の「弁財天」の御朱印です。

